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こちらが、祭壇です。

天井を高くして、たくさんの大きなステンドグラスを配することで光を取り入れている
もののやはり全体的に仄暗い聖堂。 
その中において、午前の時間にひと際明るくなるように工夫された場所です。 
仄暗い闇の中に聖なるものが降臨するような或いは昇天するようなイメージを抱かせます。

高いドーム状の天井に響く賛美歌や祝祷の声の広がりは、荘厳な雰囲気を醸し出す
のでしょうね。。。


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祭壇におかれた台。 聖書を置くものでしょうか。


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祭壇に向かって左側のステンドグラスのバラ窓。
聖母マリアの生涯が描かれています。 

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ステンドグラスには随所に美しい青色がほどこされています。

ガラスの技術は急速に進歩してより明るくなっていきますが、シャルトル大聖堂のような
深みのある色はなくなっていき、同じ色は二度と出せないかもしれないといわれています。
特にその青の美しさは、「シャルトル・ブルー」と呼ばれているそうです。

また、ブルーと薔薇は、聖母マリアの象徴でもあります。

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ひときわブルーが美しいステンドグラス窓の下には、聖母マリア像が祭られています。

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近くで見ると、聖母マリアとイエスがマントのようなものをまとっていますね。
これは、聖母マリアのものとされるサンクタ・カミシア(Sancta Camisia、聖衣)。
古の火事の際にも焼失を免れたといわれています。
この聖衣を讃えるために世界中から巡礼者が訪れるそうです。


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数メートルにわたって施されたこちらの彫刻も聖書のエピソードの数々を表しています。

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中央部分を近くで観ると、このようになっています。
聖母マリアとイエスが見えます。

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日時計だそうです。

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お祈りする場所。

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シャルトルブルーが美しいです。。。

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夏の陽射しが眩しく30度近い気温の外から、聖堂の中に足を踏み入れると
石造りの堂内はひんやりと涼しく、仄暗さが静かに心を落ち着かせてくれる
そんな場所でした。。。





今回は、娘連れの初めてのフランスの旅なので、安全のためツアーに参加しました。

ツアーの主なる目的は、世界遺産を訪ねることだったのですが、それはある意味で、
キリスト教(カソリック)と関わる旅でもありました。

私自身はキリスト教徒ではありませんが、娘たちは、彼女たちの父親の考えで幼稚園から
ずっと一貫してミッション系の学校だったので、娘たちはもちろん、私も学校の礼拝や家の
近くの教会の日曜礼拝に何年か通った時期がありました。
特に、長女の幼稚園だけはカソリック系だったので、その数年だけは『めでたし せいちょう
みちみてるマリア 主 おんみとまします・・・』と聖母マリアを祝すお祈りも唱えていました。
今のところ洗礼を受ける意志がなくても、気にせず唱えるようにということでしたが、やはり
正直なところ戸惑いもありましたし、不思議な感覚ではありました。

それでも、そういう数年を過ごさせて頂いたことは、とても貴重な経験でしたし、宗教に
関わらず、人智を超えた大きな力に対する畏敬と感謝の念をおぼえるよい機会だったように
思います。

そんなわけで、久しぶりのカソリック教会に関わる旅はとても興味深いものになりました。


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早朝、昨日泊まったホテルを後にして、モン・サン=ミッシェルを目指しますが、途中、シャルトル
という町に立ち寄りました。

上の写真は、シャルトル駅。


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シャルトルの街並み。 こじんまりとしたレンガ建ての建物があちこちに見られます。


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この街に立ち寄った目的は、シャルトル大聖堂を訪問すること。
正式名は、Cathedrale Notre-Dame de Chartres
フランス名にあるとおり、こちらはフランスにある8つのノートルダム聖堂の一つです。
本当は、上の写真の正面中央にはトレードマーク?である薔薇のステンドグラスが
見えるのですが、残念ながら現在はメンテナンス中でした。

まず、この聖堂の特徴は初期ロマネスクとゴシック様式の両方の特徴が観られること。
西側正面に見える2つの高い尖塔は、左右の装飾が違っていますね。
北側(左)が1194年の火事の後に作られたゴシック調、南側(右)は火事を逃れた
ロマネスク調の塔だそうです。

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こちらが北側の尖塔。 ゴシック様式です。

そして、聖堂のドアをくぐると・・・

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こんなふうになっています。
カメラには収まりきれませんでしたが、両側の廊下には、たくさんのステンドグラスが
陽の光を受けながら私達を迎えてくれます。

そして、見上げた天井は・・・

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中世のキリスト教建築によく使われた天井様式、ヴォールト
こちらのものは、リブヴォールトと呼ばれるタイプのもの。
この建築様式によって、柱だけで高い天井を支えることができるのだそうです。


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これが、左右の回廊のおびただしい数のステンドグラス。
この聖堂の中にある全てのステンドグラスを合わせると約180点になるとか。

写真に写っている人間の大きさを見て頂くと、その大きさがわかって頂ける
と思います。 大きいものは、10mちかくあるのではないでしょうか。

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ご存知の方もいらっしゃることと思いますが、文字の読めない昔の人々にも聖書の
物語が理解できるように旧約聖書の大切なエピソードがモチーフになっています。

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さて、ツアーは祭壇を目指して、さらに奥へと入って行きます。。。

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(#2へつづく)



今夏は、次女と2人でフランスへ旅行です。
昔、父と母が夫婦でParisに旅行した時は、私は学校があってお留守番。
あれから、苦節?数十年。 ようやく念願のParisなわけです。
大学の用事でどうしても日程の調整が叶わなかった長女は、しかたなく
今回はパス。 ごめんね。。 また別の機会にね!


というわけで、早朝、成田に集合して、JALと共同運航のAir Franceに搭乗。
一直線にParisを目指した・・・はずが、離陸後40分ほど飛んだ上空でアナウンスが。
なんでも、片側のエンジンが不調のため一旦成田に引き返します、とのこと。
それだけならまだしも、機体を軽くするため何十トンもの燃料を廃棄しつつ戻るって!?

娘を怖がらせないために、精いっぱい平静を装っていましたが、さすがに窓の外の
廃棄されてジャブジャブ後ろに飛んでいく燃料の白く太い帯を見た時は、ゾッとしました。。
いろんなところでいろんな飛行機に乗ったけど、こんなこと初めてだもの。。

ハラハラしながら戻って1時間半かけて点検・修理した結果、乗り換えなしで
再び同機で飛びますと機長が明るい声でアナウンス。 
うーん、嬉しいような怖いような微妙な感じ(笑)

結局、4時間のロスをしたものの、12時間の順調なフライトを経て、無事Paris到着!
最初からこんなことで前途多難?  いえいえ、きっと厄払いですよ、これは(笑)

さてシャルル・ドゴール空港から、バスでさらに約1時間。
パリの外れにあるメルキュール・ホテルに着いたころには、夜の10時でした。

メルキュール・ホテルは、世界中に展開しているAccor Hotelsの中の1ブランド。
リーズナブルな価格で、簡素ながら清潔で快適なホテル滞在ができます。

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今回の旅では、パリ→モンサンミッシェル→パリで、3か所のメルキュールに
宿泊しましたが、どこもコンパクトながら快適でした。

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改装したばかりなのか、ピカピカで清潔。

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ベットは簡素でしたが、お掃除は行き届いていました。
海外では、清潔で、シャワーが固定式じゃなく湯温調節がちゃんとできて、
エアコンが機能して、ドアの鍵がちゃんとかかれば、私は大満足です。
そうじゃないホテルに何度も出会ってるので(笑)

明日は、モン・サン=ミッシェルを目指して早朝出発のため、体を休めるべく
荷物の整理後、シャワーを浴びて就寝。

あー 体をまっすぐにして寝られるって、なんて幸せー♪